T検定(対応あり)
指数t=差の平均÷差の標準誤差
差の標準誤差=$\sqrt{母分散÷サンプルサイズ}$
母分散は不偏分散で推定するため
差の標準誤差=$\sqrt{(不偏分散÷サンプルサイズ}$
また、不偏分散は、平均からの偏差(平均からの差)の平方和を
(サンプルサイズ-1)で割ったものであるから、 以下のようになる。
不偏分散÷サンプルサイズ
=平均からの偏差の平方和÷(サンプルサイズ-1)÷サンプルサイズ
=平均からの偏差の平方和÷サンプルサイズ ÷(サンプルサイズ-1)
=標本分散÷(サンプルサイズ-1)
結果、次のようにもなる
差の標準誤差=$\sqrt{(標本分散÷(サンプルサイズ-1)}$
最終的に
指数t=差の平均÷ $\sqrt{(不偏分散÷サンプルサイズ}$
あるいは、
指数t=差の平均÷$\sqrt{(標本分散÷(サンプルサイズ-1)}$
検定はt分布表を使う。自由度は差のサンプルサイズ-1となる。